.Poetry log

! 2008.10.31〜2008.12.17

夢の使者が現れたとき、それは船出の好機となろう
光射す場所へ、いざ


! 2008.12.18〜2009.02.20

月の引力が儚い思いを吸い上げてしまうから
あたしは抜け殻
魂を入れるだけのただの器になる


! 2009.02.21〜2009.03.02

ゆれる水面に映る影
波紋でかき消せ、不安ごと
幸せになる勇気を掴もう


! 2009.03.03〜2009.03.08

丸ごともげた
散るよりも一瞬
儚い出来事
胸に刻む
何気ない日常
また儚い


! 2009.03.09〜2009.03.10

無意味に
ただ流れる涙に
その意図を知りたくて
それは無意味で、
わたしはゆれる
ゆれているんだ


! 2009.03.11〜2009.03.28

叶わぬ願いは 流れ星の速度で 忘却


! 2009.03.28〜2009.04.06

僕らはぐるぐる 考えるばかり
同じところを廻りつづけてる
それはまるで メリーゴーランド
規則的に上下する木馬のようだ


! 2009.04.06〜2009.04.18

淡い甘い夢を、黒猫が食べました。
消化しきれなかった夢が黒猫の胃袋で肥大します。
限界で弾けた夢があたしの枕元を散らかします。
朝方、浅い眠りの中であたしは夢を見ます。
それはやはり淡い甘い夢のようです。
黒猫が悠々と川を泳いでいます。
(しかし、)
(なのに、)
あたしは川の向こう岸で、立ちすくんでいます。
淡い甘い夢は、黒猫に食べられました。


! 2009.04.18〜2009.05.06

悲しみのあまり
泣くことがあっても、
また笑えるのなら
それでいい。


! 2009.05.07〜2009.05.15

わたしが吐き出している空気と
あなたが吸っている空気は
同じものらしい


! 2009.05.28〜2009.07

虹が空から落ちてきて 世界に色がついた
七つの色は地上で混ざり合う
そして たくさんの色が生まれた


! 2009.07〜2009.10.04

命のきらめきは
夕暮れ空の星の輝きに似て


! 2009.10.05〜

真夜中の静寂
屋根を打つ雨音が くるしい
僕は、まぶたを落としてしまった。
いつからだろう あああ
眠るのが苦手になってしまって、いた
僕は、きみがすきだよ


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